生花の扱いが面倒な人へ アーティフィシャルで魅せる造花活用術 | Flower Palette(フラワーパレット)

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生花の扱いが面倒な人へ アーティフィシャルで魅せる造花活用術

例えば生花の花束を貰った時、プレゼントされた時、嬉しい!綺麗!だけれど、持ち帰ってそのまま置いておく訳にはいきませんよね。花束のラッピングを取ってお水につけて、何か飾る花瓶を探さないと
・・長持ちさせる為に毎日水を替えて、切り戻しもしないと‥。日にちが経過すれば自然の花だから当然枯れてしまいます。生花のお手入れが面倒だな、と感じる場合に造花は非常に有効な選択技といえます。造花は手入れが不要で長い期間綺麗なままで飾っておけるので、忙しい方や手入れに手間をかけたくない方には最適です。そんな方に生花と造花の長所・短所を押さえつつ、手間を感じる場面での対処、現代の造花・アーティフィシャルフラワーの特徴を知って頂き少し興味を持って頂けたら嬉しいなと思います。お手入れを最小限に抑え長持ちさせるコツ、ホコリ対策や保存法まで紹介していきます。

生花と造花の長所・短所

日常の空間演出に花を取り入れる際、生花と造花にはそれぞれ異なる魅力と課題が存在します。生花は自然の美しさと香り、季節感を直に感じさせ、部屋に生きた息吹を生み出します。一方、アーティフィシャルフラワー(造花)はメンテナンスの手軽さや色・形の安定性、長期的なコスト感が魅力です。

⚫︎生花
お手入れ:毎日〜数日毎のお手入れ・水替えが必要

持続性 :季節によるが約1週間〜10日で枯れることが多い

見た目や香り:自然本来の美しさや花毎の香りがある

アレルギー:花により花粉があり香りが強過ぎるなどアレルギー源となる場合がある 

飾る場所:日当たりや温度・湿度に配慮が必要、水を入れた花瓶は重く持ち運びしにくい

⚫︎アーティフィシャルフラワー(造花)
お手入れ:水やり・水替えが不要、枯れた花を取り除くなどの
心配がない

持続性:長期間(半永久的に)美しさを保つ

見た目や香り:近年では生花の色合いと花姿に近い品質、ただ自然な香りはない

アレルギー:花粉や虫、アレルギーの心配がない為、病院や飲食店などで安心して飾れる

飾る場所:水を入れない分軽くて持ち運びしやすく場所を選ばず
衛生面でも管理しやすい

いかがでしたか?それぞれの長所・短所はありますが生花のお手入れが面倒くさいと感じる方にとってアーティフィシャルフラワー(造花)は魅力のある代替案かもしれませんね。

生花の扱いに手間を感じる時

生花は鮮度と美しさを保つためのケアが欠かせません。花束を長持ちさせるコツとして、水替えの頻度、切り戻し、茎の角度調整、花瓶の清潔さ、適切な温度・日陰の環境が挙げられます。特に夏場は水温の管理が重要で、2~3日に一度の水替えと茎の切り戻しを行うと、花の水揚がよく保たれます。また、香りを楽しみたい場合は花の種類の選択肢が重要です。ただし、手間は増えるため、忙しい日常や頻繁に模様替えをする場には負担になることもあります。生活リズムと空間の使い方を見極めることが、生花活用の鍵となります。

アーティフィシャルフラワーの特徴

造花、特にアーティフィシャルフラワーは、見た目のリアルさと長期の耐久性が大きな特徴です。水やりや日々の清掃の手間が不要で、色あせや形崩れが起きにくいのも魅力です。そのため、結婚式場やオフィス、イベント会場、長期のインテリアにも適しています。さらに、季節を問わず同じ花を楽しめる点や、色褪せることがなく色味が安定して保たれる点もメリットです。
私自身も長い間生花店を営み、生花の良さを知っているだけに近年のアーティフィシャルフラワーの高品質さには驚いている程です。人工花といえども生花特有の葉脈や花びらの微細な陰影まで再現され、視覚的には十分満足のいく選択肢といえます。

インテリアフラワーとも言われる訳とは

アーティフィシャルフラワーは長期的な美観を保てる点が最大の強みです。忙しい日常や開放的な空間づくりには特に適しており、次のような理由で“インテリアフラワー”と呼ばれます。第一に、手間をかけずに季節感を演出できる点。季節ごとに花を替える必要がなく、同じ花材を長く使い続けても色褪せにくい工夫が施されています。第二に、色補正と質感の設定が自由な点。天然素材では難しい色味の揃え方や、光の当たり方を想定した質感の組み合わせが可能です。第三に、衛生面と管理のしやすさです。水やりが不要で、ホコリの清掃も柔らかなブラシや布で取り除く場合が多く、衛生的な空間づくりに適しています。結果として、リビング、ダイニング、オフィス、店舗など、様々な場面で“花や緑のある暮らし”を実現します。アーティフィシャルフラワーや枯れない観葉植物・フェイクグリーンなどは現代のインテリアに欠かせない存在となっています。

ほこり対策と清掃で長期間美しく!

アーティフィシャルフラワーのホコリは色合いの美しさや見た目をくすませるだけでなく、花材の表面や葉脈の隙間に蓄積し、光を遮って発色を損ないかねません。日常清掃は月に1〜2回を目安に行いましょう。
まずは花や葉の表面についたホコリを柔らかい筆のようなブラシまたは布で優しく払い落とします。軽いホコリの場合はエアーダスターで飛ばすことも可能です。積もるほどのホコリの場合はぬるま湯につけた柔らかな布で拭いてから乾いた布で拭いてください。

清掃時の注意点として、葉や花びらをこすり過ぎて傷つけないことがあげられます。耐久性の高いアーティフィシャルフラワーですがこすり過ぎには注意が必要です。又色褪せ防止の為できれば長時間直射日光の当たらない場所で飾って頂ければ長い期間美しさを保てます。

長期間もつからこその保管方法

アーティフィシャルフラワーは購入時の価格が高いと言われがちですが生花を枯れる毎に買い替えることを思うと、長い目でみればコスト削減につながります。例えば店舗のディスプレイなど季節ごとの入れ替えを計画する時、年4回の買い替えや入れ替えで済みます。
アーティフィシャルフラワーのアレンジメント・リース・花瓶に入れた花などは長期保存用の箱や袋に入れてホコリを防ぐと共に、湿度が高い時期には乾燥剤を一緒に保管しておくと翌シーズンもそのまま出して飾って頂けます。

まとめ

アーティフィシャルフラワーと呼ばれる近年の造花は品質が非常に高く、本物と見分けがつかないほどのクオリティになってきています。
生花はもちろん美しいですが、確かにお手入れが少し手間に感じられることもありますね。手間をかけずに常に美しい花を飾りたい場合はアーティフィシャルフラワーへの切り替えをぜひ検討してみてくださいね。当店フラワーパレットで扱うアーティフィシャルフラワーは素材・色合いにこだわった花を選ぶことで高級感を演出できるデザインをし、一つ一つ心を込めて丁寧にお作りしております。
ご興味をもって頂いた方はまずは小さなアレンジメントや枯れない観葉植物、フェイクグリーンの壁掛けなどを飾ってみるのもおすすめです。最後まで長文を読んで頂きありがとうございました。

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